2011年 3月

 3月11日、午後2時46頃にマグニチュード9,0を記録する地震が東北地方太平洋沖で発生しました。この度の地震により被災された皆様に謹んでお見舞い申し上げます。
 
 それにしても今回の地震は酷すぎます。そして、人間が考える事がいかにちっぽけで愚かな物なのかが良くわかったと思います。これから日本は何をしなければいけないのか? 考える良い機会にしないといけないと思います。特に「原子力発電」は簡単にエネルギーを作る事はできても物が物だけに1つ間違えると日本だけの問題では済まなくなってしまいます。それに、「核を持たない」と言っておきながら「被爆」する人間が出るというのも変な話で・・・。世界のエネルギー事情を良く考えて日本も動く必要があると思います。
 こういう災害が起きた時に一番身動きのとれるのは「ヘリコプター」です。今回、東日本に集中して被害が出ました。でも、私の住んでいる関西は今まで通り、何の変化もありませんでした。それだったら、何故、関西の物資を集めてヘリコプターで運ばないのか? 立ち入り禁止で危ないというのであれば、パラシュートを付けてでも荷物を落としてあげるという方法も取れたと思うんです。何故、そういう事を国がしないのかが理解できません。被害にあっただけで充分大変な事なのに飲み物や食べ物がないなんって・・・。
 こういう災害が起きた時の為に日頃は「豪華客船」として日本の近郊を周り、いざ災害が起きた時には「空母」の役目をするような船を作っておくんです。災害のあった時には近くの港まで行き、そこで全ての拠点として何千人という患者を受け入れ、手術もできる。ヘリコプターの離着陸ができる。こういう装備というか準備があっても良いと思うんですが・・・。勿論、他の国で何かの災害で被害が出た時にその国からの要請があれば行ってあげればいいと思います。採算の取れない高速道路や空港をムダに作るのであれば、こういう船が1隻あっても良いと思うんですが・・・。
 国は何を考えているのかわかりませんが、全てに対して遅すぎる。阪神大震災での経験が全く生かされていない。それでも、日本人は優秀です。とても強く、器用です。必ず立ち直ります。だけど、もっと国が協力してあげないとダメだと思います。こういうところで税金を使うんですよ!

がんばれ日本!


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