『郵便』



誰から
何が
届くあてもないのに
郵便配達のバイクの音が
気になって仕方がない
すぐにポストを除いてもらう

よい知らせがきたのではないか
色々と想像してしまう・・・。

「誰から手紙が届くのか」
私の楽しみの一つ


「エッセイ」

楽しいことは、1日の中で数多くありません。
家の中を中心とした生活をしている者には、ほとんど毎日がマンネリ化していて、
メリハリもなく、ただ時間だけが過ぎていくという事が多かったです。
そんな中、通信物が届くという事は最高の喜びです。
しかも、私の場合、全く知らない人から手紙やプレゼントが届くのは、
珍しいことではありません。突然、知らない人から“愛の告白”を受けることもあります。
この喜びを待たず、何を待つのか・・。
毎月20日は、「エキスパートナース」が届く日です。
もちろん、一番最初に開くページは、私の連載です。
自分で書いた物ですから内容は知っています。
だけど、気になるのです。 
読者の方から、「楽しみにしている」「一番最初に開くページ」というような感想が来たときはうれしい。
まさか自分と同じ事をしている人がいるなんて、考えたこともありませんでした。
「ミミズがはったような字」とはよく使う表現ですが、
私がケガをする前に書いていた字は、まさにミミズそのものでした。
だから、学生時代に女の子に返事を書くのに、代筆をしてもらったことがありました。
何故か、直ぐにバレてしまい「私の気持がわかっていない」とフラレてしまいました。
そうそう、あの清原が「哲さん、どうやって手紙を書いてるんですか」と聞いてきた時に、
「自分でやるところに意味がある」と強く感じました。
だから、今は返事が書ける時には、しんどくても自分でワープロを使って手紙を出すようにしています。
面と向かって言えないことでも、手紙なら伝えることができます。
しかも、勝手にこっちで想像して、いいように解釈できることもあります。
そんなメリットを、なくしてはいけないと思います。