本来持っている犬の本能を捨てて 人間のために尽くす 人の目の代わりを努めると同時に 命までも預かっている盲導犬 盲導犬と主人をつなぐ綱 ハーネス しかし、それはただの綱ではない 信頼という 絆という綱で結ばれている だけど、犬にも寿命がある 悲しいけど別れなければならない時が来る それは主人も犬も悟り 言葉もいらない二人だけの世界・・・。 一生、お互いを忘れることはないでしょう それは二人を結びつけた 1本の綱“ハーネス” この世にこれほど固い物はない |
「エッセイ」 私の友達に全盲の人がいます。 先日、初めて我が家に来て下さいました。勿論、「フラッシュ」という名の盲導犬も一緒でした。 ラブラドールとゴールデンレトリバーから産まれた子で真っ黒です。とても賢いというのか訓練されているせいか、おとなしく、行儀良く、犬らしくない犬です。特に、私が驚いたのが、友達が来たときに他の友達も来ていたんですが、その中に2歳の子供もいました。その子が犬をもて遊んでも吠えることなく、当然噛むこともないのですが、そこまでは良く聞く話です。が、子供がたまたま足下がふらついて犬の上に尻餅を付いたとき、“ドキッ”としたのですが、フラシュは振り向くだけで何もしませんでした。これはさすがやな!と思いました。 私は盲導犬を間近で見るのは初めてでした。 私の家に来たときはハーネスをはずしていたせいか、しっぽが垂れ下がっていたのですが、外に出てハーネスを付けるとしっぽが立っていたのには驚きました。犬でもちゃんと自分の仕事がわかっているんですよね。 私の友達は、先日、喫茶店に入ったところ「ペットはお断りします。」と入店を断られたそうです。 上記にも書いたように盲導犬は訓練をされたとても賢い犬です。ペットではありません。友達は、盲導犬入店可能の店にはシールを貼ってもらっています。私も障害者全体の事を考えて何か行動が起こせたらと思いました。 |