こういう体の状態でどうやって 生きて行けというのか・・・。 この体の状態だったら死んだ方がましだ 生きていてどうなるのか 人に迷惑をかけるだけだ 辛い 悲しい 情けない いくら嫌だと言っても 逃げたいと思っていても 私には何もできない 体の自由がきかないのなら せめて、時間ぐらい自由に使いたい |
「エッセイ」 貴方が突然両手両足が動かなくなったらどうしますか? こんな質問をされたら、ほとんどの人が困ると思います。 しかし、私にはこれが現実の事になってしまったのです。 今、私は講演、執筆活動、テレビ、ラジオ、など自分のできることをやっているつもりです。 ですが、これが本当に正しいのかはわかりません。 ある人から見れば不満だろうし、ある人から見れば良くやってるように 見えてるのかもしれません。 その答えはどこに行けば解るのか、いつになったらわかるのか、 それは誰にもわからないことではないかと思います。 この体は誰のものでもありません。私のものです。 そんな事はわかっていることですが、それでもこの体の状態は大嫌いです。 こんな事を言ってると、応援して下さってる人から怒られるかもわかりませんが・・・。 だから、今、何とか好きになろうとしてるのですが、これには時間がかかりそうです。 無理に好きになる必要はいらないのかもしれませんが、 やっぱり、自分自身が好きでないものを人が好きになってくれるはずがない。 これからどれぐらい時間がかかるのかわかりませんが、いつか好きになりたいと思っています。 現在、障害者が生きる道は、余りにも狭すぎて、限られています。 私は一人暮らしをしてるのですが、これはまだ恵まれている方です。 しかし、私の生活リズムに合ったサービスが受けられるのではなく、 私がサービスに合わしてるのです。 ここがまた腹が立つのです。 例えば、月、木、土曜日とお風呂の曜日や時間が決まっています。 でも、他の日や時間にお風呂に入りたいと思っても今は入ることができないのです。 私は一人暮らしをしてるので、まだ他の人よりも自由に時間を使えてるとは思いますが、 まだまだ制限が多すぎます。 せめて、体の自由が利かない分、時間ぐらい自由に使える社会になって欲しいです。 |