『北海道講演』今回だけのエッセイ



今年も9月4日〜10日まで北海道講演に行って来ました。
講演は厚真町と由仁町で行いました。
主催者側の要望で福祉の話を長めにしたら、身内からは「長い!」と批判を受けましたが、
主催者側の社会福祉協議会の会長さんが直々に、
私の間に入って講演を実現して下さった方の家までお礼を言いに来て下さったほど、 好評でした。
ちなみに、町民の約3パーセントの人が集まって下さいました。
私としては、デイサービスで入浴させてもらったり、懇親会を開いて頂いたり、
本当に暖かく迎えていただき、嬉しかったです。
講演の出来としては、別にド忘れして抜けたという所もなくて95点の出来でした。
今年で北海道講演も3回目になるのですが、大自然と食べ物の美味しさには驚きます。
しかも今年は、1週間早ければ大雨で、1週間遅かったら台風というその間を上手くすり抜けて、
天気にも恵まれて最高でした。
私が食べた物は、たらばガニ、毛ガニ、甘えび、ウニ、イクラ、ツブ貝、ホタテ、ホッケ、イカ、寿司、天ぷら、ジンギスカン、ステーキ、ラーメン、ジャガイモ、カボチャ、トウモロコシ、ソフトクリーム(バニラ、夕張メロン味、イカスミ)etcどれをとっても美味しかったです。
おかげで何キロか太りました。
日に日に自分で顔が丸くなっていくのがわかるんですからこれは怖かったです。
今年は初めて電動車椅子で行ったのですが、色々自分で動けて自由が利く反面、
段差が多くて担ぐときが重くて大変でした。
だけど、リクライニングが利くので、移動中は寝ていけるので身体も楽でした。
それだけに、色々観光できました。
(鮭の科学館、インディアン水車、箱根牧場、札幌、小樽運河、北一ガラス、オルゴール館、石原裕次郎館、積丹半島、ニセコ、洞爺湖、大沼公園、函館山、五稜郭、テラピスト教会、石川啄木資料館、朝市、etc)自分でも良く行ってきたと感心します。
これがまた自信となり、次にいかせていけるんだと思います。

私が講演に行くときには、必ず母が付いて来るんですが、今年も母はやってくれました。
初日、運転手さんが「ここら辺はキツネが出るんですよ」と言ったら、
母が「哲ちゃん見てみキツネやで」というのですが、
私は横を向くことができない上にリクライニングで背もたれを倒しているので良く見えないのです。
だけど、近くに行くと何とか見えるんですが、車がキツネに近ずくと“ネコ”だったという・・・。
北海道まで行ってネコを見やんでも・・・。
母が温泉から上がってきて「洗濯をする。」というのですが、
“下着”が無いというのです。
思わず「そんなん廊下に落としてたら迷惑やで!」と言ってしまいました。
それからしばらくの間探していたのですが、やっぱり無いのです。
絶対に誰も取るはずがないし・・・。
結局、母も諦めて他の洗濯物を済ませて寝ると言って、
浴衣に着替えようとしたとき「着てたわ!」やて・・・。
こんな母といると本当に疲れます。
だけど、廊下に落としてなくてホッとしたのは私だけでしょうか?

今回も本当に色々な人のおかげで良い思いでが沢山できました。
しかも、洞爺湖でラーメンを食べに入った店で、 店の人が私の事を知っていてお土産をもらったり、
函館山で夜景をバックに写真屋さんに頼んで写真を撮ってもらったら、
その人も私の事を知っておられ写真代をタダにしてもらいました。
これだけでなく、色々な所で色々な人に温かく親切にしていただき、
本当に幸せを感じさせていただきました。
また来年も行けるように、これから一番忙しい時期を迎えるんですが
頑張って乗り越えたいと思います。