『看護婦さん』




痛い 苦しい しんどい
一番最初に聞いてくれるのは看護婦さん
ドクターの指示で処置をしてくれているのは
知っているけれど
痛み止めの注射をしてもらって痛みが治まった時
看護婦さんに治してもらったと思う

仕事だからと言って出来るものではない
誰にでも真似のできる仕事ではない
好きだからでは絶対にできない
「献身」の気持と「使命感」
ヤリガイ 喜び 役に立つ
こういう事を感じられる仕事も少ない
看護婦さん不足 今 一番悲しい事
看護婦さんそれは女性の『天職だ』


「エッセイ」

入院経験の豊富な私です。勿論、看護士さんにお世話をして頂いたこともあります。
その時に、嫌な思い出があるわけではありませんが、
やはり、看護婦さんは女性がいい! これは私が男だからかもわかりませんが・・・。
「男女雇用均等法」とか「男女平等」と良く言われますが、
やっぱり、それぞれ向き不向きがあると思います。
それに、看護婦さんの職業というのは、特別だと思うのです。
女性が持って生まれた優しさとか気配り・・・。
これは、なれれば男性にも出来る事だと思いますが、
微妙なところで女性独特の感性というのか母性本能の違いが出てくると思うのです。
特に、感情面では大きな違いが出てくると思います。
看護婦さんの仕事上、余り感情を表に出すのは好ましくないことです。
しかし、それも時と場合によると思います。
私なんかは、一緒に泣いてくれたことにより、「それだけ俺の事を考えてくれてたのか」と思い、
その看護婦さんだけを信用し、その看護婦さんの言うことは必ず聞いていました。
これが男にできない訳ではありませんが、
私なんかは、そういう時には涙を見せないでしょう。
同性だから・・・。勿論、同性にしか言えないこともあるんですが、
それは看護士でなくても友達でもすむことなんです。・・・。
今、手に職を着けたいというだけで看護婦さんになる人がいるそうですが、
そんな人は私に言わせれば問題外です。迷惑です。
もっと夢を持って、「私がならないといけないんだ。」「私がこの業界を変えてやるんだ」と、
私みたいにうぬぼれた、パワーのある、人間味のある人に看護婦さんになってもらいたいです。