2004年8月

 アテネオリンピックは日本のメダルラッシュで日本人としてとても嬉しいですし、 テレビを見ていても楽しいです。そんな中で予想通り金メダルを取る人もいれば、プ レッシャーなのか良くわかりませんが、期待に応えられなかった人もいてます。
 私の一番は、男子体操団体と女子800メートル自由形の金メダルです。これには脱 帽! それとは逆に残念だったのは野球です。選手は必死に勝とうとしてたし、頑 張っていたのは良くわかりますが、プロ野球選抜で銅メダルは余りにもお粗末・・・。
 負けた原因は『駆け引き』にあると思ってます。今回はプロ野球選手という事もあ り「勝てるだろう」と思われてました。それにキューバに勝った事により、全勝優勝 できるだろうと思ってたと思うんです。しかし、オーストラリアに負けたのですが、 オーストラリアは予選は4位で通過です。ここにポイントがあるのです! 決勝トー ナメントは1位と4位、2位と3位が対戦する事が決まっていたのです。そこで、 オーストラリアは3位で通過するとキューバと対戦しなければいけないので、予選で 負けてるという事もあり、カナダに11対0で“わざと”負けといて、予選を4位通過 して、予選で勝った日本との対戦を選んだと思うんです。
 確かに日本もオーストラリアに2度も負けるとは思っていなかったと思うのです が、相手投手に上手く抑えられてしまいました。やっぱり、プロ野球選抜で行った事 が結局はダメだったんだと思います。結果論ですが、今回の出場国であれば充分アマ チュアの選抜チームでも銅メダルは取れたと思います。
 今や日本の野球の実力はMLBで日本人選手が活躍する事で証明されてると思うの です。そういう中で、プロ野球選抜のチームを組んでまで行く価値があるのか? プ ロがアマと対戦して勝って何が楽しいのか? 結局は銅メダルに終わってしまった日 本野球を考え直す時が来てると思います。
 番外編という事で、女子マラソンで野口選手が見事優勝したんですが、これも凄 かったです! 他の選手も5位と7位に入賞しました。だからと言って、選手の選考 が正しかったという事にはならないと思います。やっぱり、どういう結果になってい ようが高橋尚子選手は出場させるべきだったと思います。次回の選手選考には誰が見 てもわかりやすい、納得のいく選考をして欲しいです。

 我が母校のPL学園が2年連続甲子園出場を果たしました。弱い、弱いと言われな がらも激戦区大阪を2年連続で甲子園出場した事は本当に凄い事です。
 このチームの試合は新チームになった時から良く見に行きました。そして、優勝し た時は「全国制覇もいける!」と正直そう思っていました。しかし、試合は大会10日 目2回戦からの戦いでした。疲れは取れたと思いますが、チームには大阪大会の勢い はなく、コンディションの難しさを痛感しました。でも、ここにPLの弱さがあると 思います。勢いに頼らないと優勝できないという・・・。
 甲子園大会は北海道代表の駒大苫小牧高校が優勝しました。初めて北海道に深紅の 大優勝旗を持ち帰りました。本当におめでとうございます。それにしても良く打ちま した。だけど、私の優勝校のイメージというのは見るからに強いという『威圧感』が ありましたが、駒大苫小牧高校にも準優勝の済美高校にもそれは感じられませんでし た。そして、今大会は“打高投低”だったと思います。やっぱり、この暑さが影響し たのでしょうか?
 何か私もどこかの高校でも大学でも良いので監督がしたくなりました。必要であれ ば今からでも資格を取りに行きます。やってみたい! どこかないかな・・・。

 修学旅行というと観光とかして“遊び”のイメージが強いのですが、最近は折角遠 い所まで来たので勉強もして帰ろうという学校が増えてきました。私ははっきり言っ てアカンと思っています。何故かというと、遊びの雰囲気を持った中で勉強しても身 に入らないと思うんです。それに、日頃から勉強、勉強と言ってるのにこういう時に こそ夜遅くまで騒いで廊下ですわされたりして思い出作りをするべきだと思います。 なんか今の子供達がかわいそう・・・。

 今年はなんやかんやと良いながら結局はカブト&クワガタを採りに行く事はありま せんでした。(T_T) 私は行く気満々だったんですが、家の奴と採りに行っても顔に似 合わず「怖い!」って言ってよう触わらんし・・・(俺はお前が怖いちゅうねん !)。いつも一緒に行く友達との休みがどうしても合いませんでした。仕方がない事 なんですが何か忘れ物をしたような気持です。これで俺の大好きな夏が終わるのかと 思うと今年の夏はPLと一緒で『不完全燃焼』です。