2001年5月

ハンセン病訴訟で、小泉首相が控訴を断念しました。
これは本当に異例なことですが、私に言わせればごく当たり前、当然のことです。
そういう次元で見ればやっと人間の心を持った判断を国がするようになったなと思います。
ですが、これでハンセン病の方が受けてきた差別や偏見が消えるわけではなく・・・。
本当にせめてもの救いにしかなりません。
これは“不治の病”でなくなったときに、直ぐに情報公開をして、
国民に「怖がらなくても良い」という教育をする必要があったと思うのです。
そして、国民も理解をして受け入れる姿勢も必要だったんではないかと思います。
このハンセン病でわかるように、日本という国は昔から障害者の人達も隔離してきました。
それが、今も尾を引き、経済大国になっても障害者が人間らしく生きていけない理由の1つにもなってると思います。

ユニバーサルスタジオに行ってきました。想像以上に楽しめました。
しかし、バリアフリーとは言われてるものの“使用する人の身”になって考えられ ていない所が多く、本当に「スロープがある」というだけでした。
それと、ライド系の乗り物がほとんど乗ることができません。
『ユニバーサルスタジオの一番の楽しみ=乗り物』だと思うのですが、それが1つしか楽しめないという のはダメ! もっと考えて作って欲しい物です。

田中真紀子外相が中国に行ったときに泊まった部屋が1泊、なんと「26万円。」
これが税金なんですよ! せめて3万円ぐらいにして欲しい。
ちなみに、私は1泊3万円ぐらいの部屋に2人で泊めていただき、
もう最高にハッピーでした。
田中真紀子さんが少しずつこういうところも変えて下さることに期待したいと思います。

青森の八戸というところに行ってきました。
ここは食べ物は安くて美味しいし、自然も沢山あり、特に観光船で海を進んで行くと、
天然記念物の「うみねこ」が船を追っかけてきて、人の手から直にくちばしで餌をとっていきます。
これはびっくりしたのと、見てるだけでも楽しかったです。
ソフトクリームにウニ、イクラ、カニ・・・。本当にお薦めです!

だけど、帰りに時間の都合で寝台列車に乗ることになったのですが、
列車の入り口が狭いのと入って直ぐに2段の階段・・・。
最悪だったのが、ベットの所へ廊下の入り口が狭くって電動車椅子が通らないのです。
チケットを買う前にちゃんと確かめて購入したのに・・・。
それだけでなく、何号車の何番のベットと言ったにもかかわらず、
乗せる入口を間違える始末・・・。
結局、近くのベットの方が良い人でベットを代わって下さったから、
みんなで私だけを担いでもらいベットまで運んでもらいました。
もう2度と寝台列車には乗りません。
車椅子の方は気を付けて下さい。