1998年 12月

1998年も終わろうとしています。
今年1年色々とお世話になり、本当に有り難うございました。
過ぎてみればとても早い1年でした。
そこで、色々あった中での「重大ニュース」を書きたいと思います。

   良かった事ベスト3
     1 遠征での講演
     2 日本財団より福祉車両の寄贈
     3 初体験

1, 3年連続で北海道講演が実現しました。
   これは、今や年間行事の1つになりつつあります。
   勿論、来年も行く計画ができつつあります。これが楽しみです。
   だから辛いことにも我慢できるというものです。
   今年、初めて福岡県で講演をさせていただきました。
   目標である゙全国制覇″には九州進出は絶対に必要でしたので、
   1歩ずつ近づけてるかなと思っています。
   突然のハプニング「頭痛」もありましたが、
   私の理由で講演を中止になったこともなく、来年も頑張っていきたいと思います。

2, 日本財団から福祉車両(リフト付きワゴン車)を寄付していただきました。
   そのおかげで、以前よりもが移出が多くなり、身体も楽です。
   これをなんとか他の人にも使っていただけるように頑張っていきたいと思います。

3, ケガをしてから初めてクラブと映画館に行きました。
   色々と問題(段差、夜遅くの着替え、車椅子席がない、
   夜中の交通手段、etc)はありますが、
   障害者が出ることによって不便だということがわかるので、
   どんどん外出して色々なところに行きたいと思います。

   悪かった事ベスト3
     1 化骨の手術
     2 頭痛
     3 自己負担

1, 今年の2月に化骨の手術で入院したのですが、
   風邪は引くは、円形脱毛症はできるは、講演はあるは、出血するはで・・・。
   これほど嫌な入院も初めてでした。
   だけど、その手術を受けた箇所もすでに固まってきており、
   今以上に悪くなるようであれば、また手術を受けなければなりません。
   本当に何とかして欲しいです。
2, 今でも原因はわからないのですが、この痛さは中途半端な痛さではありません。
   これだけは2度と味わいたくありません・・・。
   やっぱっり、過労だったのかな?というだけです。
   気を付けて頑張ろうと思います。
3, 満足に年金をもらっていない。
   人間らしく生きたいと思うので、自分のできる範囲で仕事をする。
   すると、今受けている「福祉のサービス」対して、
   収入に応じて自己負担の額が決まってきます。
   この金額が重度身体障害者基礎年金よりも多いのです。
   働けば働くほど「自分の首が締まる」という現実・・・。
   働く意欲をなくすようなことだけは止めて欲しいです。

色々な所で沢山の人と出会うことができて良かったです。
良いことも嫌なこともありましたが、
これも生きているからこそ味わえる事だと思います。
無事に1年を過ごすことができたのもホームヘルパーさん、訪問看護婦さん、
ガイドヘルパーさん、そして、私を応援して下さる人のおかげです。

本当に今年1年有り難うございました。
来年も宜しくお願いします。