『答えが解らない』



この世に神様が居るのだろうか
神様は私に何を伝えようとしているのか
何の為にこういう体にしたのか
まだ私には解らない

それにしても酷い
ここまでしなくても・・・。

どうすればいいのか
誰に聞けば解けるのか
誰か教えて欲しい

この謎が解けた時
野球ができそうな気がする


「エッセイ」
私は何の為に、誰の為にこういう体の状態になったのでしょうか?
その答えを探し求めて13年が過ぎました。しかし、いまだにその答えは見つかっておりません。
いや、心のどこかでは「ちゃんとした答えはないんだ」とも思ってるのも確かです。
それでも、答えを探し求めるというのは、この体の状態が嫌だからです。
早く元の状態に戻りたいからです。
そんな中でも私なりに答えを用意しています。それは、障害者清水哲としてできることとはなにか?
それで、本を書いたり、講演をすることによって頸椎損傷の事、障害者の事、福祉の事を人に伝えるのが、答えではないか・・・。
と、思っては見ても○とも×ともわからない。そこがまた辛い・・・。
人はもしかすると運命のことを神様と思っているのかもしれない。
人それぞれに最初からストーリーが決まっていて、何か都合が悪くなると、人間は誰かに責任転換したがるものです。
そこに目に見えない、誰が悪いと決定的なものがないときは神様のせいにする。
逆に、これはいいことがあったときもそうです。最近、こんなふうに思うようになりました。
人間は生きてるか死んでるかのどちらかです。
生きている間は、この答えを探し続けようと思います。
何もしないと何も変わらないからです。何もしてないと不安になるからです。
それが私の使命だと思うからです。私の答えのない旅は続きます。