2009年6月

 奈良県で両足と右腕に障害のある女子中学生が地元の町立中学に入学を希望していたのですが、中学校は「施設未整備」を理由に入学を認めませんでした。それで、本人と両親が町教育委員会を相手に訴訟を起こしていたのですが、3ヶ月経ってやっと奈良地裁が入学を義務付ける仮決定を出しました。
 日本では凄く早い対応なんでしょうが、それでも、既に3ヶ月経ってるんですよね。この時間は返ってこない! それに、中学校は義務教育です。日本国民であれば教育を受ける権利がある。訴訟を起こさないといけない事自体恥ずかしい事をわかってるのか? 何故、障害者をそこまでバカにしないといけないのか? 同じ障害者として凄く腹の立つ出来事でした。 そういえば、小学校、中学校、高校と講演に行かせてもらう事がありますが、一番バリアフリーが遅れている所かも知れません。
 最近、「エコ」とか「省エネ」という事が1つのキーワードになって商品開発がされてると思うんですが、それで、「電気自動車」も色々と開発が進んでいます。そこで私が期待しているのが、電動車椅子への応用です。電動車椅子も簡単に素早く充電がコンビニなんかでできるようになったら障害者の外出も増えるのではないでしょうか?そして、色々な会社でカッコイイ物を競い合って作って欲しいですね。こうなると健常者の方も「乗りたい!」と思うような物であったら障害者や車椅子に対するイメージも違うようになってくると思うんです。ちょっとした国のバックアップがあるのとないのとでは全然違うと思います。早くそういう時代が来て欲しいです。できれば、私が生きている間に実現して欲しいです。
 WBCの連覇で沸いた日本。野球シーズンが始まってみると、何が起こったのかWBCで活躍した選手がケガだらけ・・・。それだけ精神的にもしんどかったんだとは思いますが、これは、後々問題になりますよ! WBCで勝ったからと言って生活が楽になる訳でもないし、契約をしている球団にしてみればケガで思ったように働いてもらえない。シーズンに差し支えるようであれば出場させてもらえないような契約になってくると思います。調整だけの問題とは思えないんですが、それにしてもいったい何があるのか?
 先日、川上憲伸投手がバッターの打った打球が首に当たりました。大事には至らなかったので本当に良かったです。だけど、あの場面を中村順司監督さんが見ておられたら、きっと怒られていると思います。何故かというと、確かに身体に打球が当たるというのはとても痛い事です。だけど、そのままヒットにしてしまうともっとチームが痛いからです。せめてアウトにできなかったとしても「ボールを追いかける姿勢」を見せて欲しかったのです。それがプロだと思うんです。ちなみに、私が首の骨を折った時に動かない手を伸ばそうとしたのは言うまでもありません。その前に余りにもの痛さに目をつぶってしまいましたが・・・。これが野球選手の姿であり、野球小僧なんだ!
 『車いすの不死鳥』〜絶望の淵から追いかける夢〜(主婦と生活社)が出版されたのですが、余り皆さん知らないようで・・・。それに、本屋さんによっては置いてなかったりする所もあったりしてちょっと寂しいです。もう少し、宣伝と目立つ所に本が置いてあれば、野球に興味のある方、福祉に興味のある方であれば手にとって下さると思うんです。まだ出て間がありませんので、徐々に頑張っていくしかないかな?よろしければ皆さんも宣伝して下さい。宜しくお願いします。